Vanuatu diary

青年海外協力隊H27年度1次隊でVanuatuへ派遣されています。

活動開始!!

 

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先週の月曜日から仕事が始まりました。私はシェファ州の教育事務所で働いています。ただ事務所にいてもこれといって決まった仕事がないので、私は小学校をまわることにしました。要請内容もシェファ州内の小学校の巡回と教科指導なので。要するに自分から動けば活動は広がるけれど、動かなければ何もないということです。

上司に当たるZCA(役職の名前)の方はとてもいい方です。日本人のボランティアとこれまで何人か一緒に仕事をしてきたそうです。彼は、現在は教育事務所で働いていますが、以前はNorth EfateにあるEkipeという村の校長先生をしていました。JICAのトレーニングで、日本にも行ったことがあるそうです。四国に1か月行っていたそうです。そんなわけで、日本人のこともよく理解してくれいます。さらにその上の上司に当たるPEOの方は私を見かけると「slowly slowly」と言います。もっとゆっくり働いていいんだよということだそうです。笑 ついつい働かなければと思っていたのですが、もうちょっと様子を見ていてもよいのかなとも思いました。バヌアツは基本のんびりで、いろいろなことがスムーズには進まないようです。職場の方は困ったら助けてくれます。ただ忘れてしまうことも多くて、お願いしていたはずなのになぁと思うことはちょいちょいあります。何回も確認しないといけないですね。

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この建物は教育事務所です。

今はまだ言葉が不自由ですがもっと話せたらいいなと思っています。

 

活動プランを出してほしいとZCAに言われ、自分の活動計画として4つ考えました。

1 シェファ州内の学校をまわって、算数教育と音楽教育の実態をつかむ。

2 一緒に活動できそうな先生を見つけて、授業をする。

3 ワークショップに参加する。慣れてきたら自分からも提案する。

4 Numerasi kitの促進をする。

 

Numerasi kitとは算数セットです。今年からシラバスが変わって導入されたそうです。ただ、算数セットは学校に1セットで、今は先生たちもあることがわかっていなかったり、使い方が分からず眠っていたりするということもありそうです。実際に見に行った学校がそうでした。宝の持ち腐れです。先生たちも使い方が分かればきっと使えるはずです。

 

来週から週に1回、ある学校で1年生と2年生の授業を一緒にすることになったので、そこでまず試してみたいと思います。たまたま教育事務所で出会った人がそこの学校の校長先生で、ぜひ一緒にということで意気投合したので、今週は授業を見させてもらいました。授業の内容はもう考えてあるのですが、ビスラマ語でするのが大変そうです。今、指導案を作っています。ここを拠点にいろいろな学校でも試して、アイディアを提案できたらいいなと思っています。

 

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