Vanuatu diary

青年海外協力隊H27年度1次隊でVanuatuへ派遣されています。

Tanna

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今日は、Tana Cineという、バヌアツ唯一の映画館に行ってきました。
今年オープンした映画館でTana Russet Plazaというショッピングモールの中にある映画館です。
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2D 600バツ、3D 850バツで見られます。日本の半額くらいで見られます。まさかバヌアツで映画が見られるとは、思っていなかったので、嬉しい驚きです。しかも結構、きれいなんですよ。まだお店はあまり入ってませんけどね。これから徐々にという感じです。実は日本のゲームセンターで使われていた❓ゲーム機があるのです。ゲームセンターはなくてもいいんじゃないかと個人的には思ったり笑。
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前回はEverestを見ました。多分、今、日本でも公開しているかと思います。英語の映画をフランス語字幕で見るという、日本ではなかなかできない体験が貴重だなと思いました。とりあえず雰囲気で楽しんでいます 笑。もしEverestを見る方が、いたら3Dをおすすめします。

今、公開中の映画です。
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今日は、Tannaという映画を見に行きました。これはバヌアツのタンナ島が舞台の映画です。村の方言であるラングニッジで話していたので、英語字幕の映画でした。バヌアツにはたくさんのラングニッジがあります。
いまでも昔ながらの生活をしている部族がバヌアツにはいます。実話をもとにしたタンナのある部族の切ない恋愛物語でした。今は、恋愛結婚も許されているようですが、1987年頃までは、部族同士で決めていたようです。恋愛結婚が許されるようになったのはある悲しい恋愛があったからだったのでした。バヌアツの暮らしもだんだんと時代の流れとともに変わってきているのだなと感じました。あえて昔ながらの生活をしている部族が今もいるのです。
部族として、何を残して、何を許していくのか…
これからどんどん難しくなっていくのでしょう。
同じ島でも近代的な生活をしている人と昔ながらの生活をしている人が、いるのですから。
そういう意味では、バヌアツは最後の秘境のひとつなのかもしれません。
いろいろと考えさせられる映画でした。
オーストラリア制作の映画でした。
残念ながら、おそらく日本で公開されることはないと思いますが、日本でも公開されたらいいのになと思いました。
バヌアツのことを知る貴重な映画だと思います。

タンナには何年か前まで、JICAボランティアが活動していましたが、今はいません。しかし、観光という面でもヤスール火山など自然の見どころがあり、いつか行きたいと思っています。

Tannaにはみなさんとても関心があったようで、バヌアツ人も現地に住んでいる外国人もたくさん見に来ていて、ほぼ満席なのでした。映画を見るときのみなさんの反応が大きかったり、日本と違ったりして面白かったです 笑。

また、英語の勉強もかねて❓行ってみようと思います。

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今日のポートビラ
子供が楽しく海で水遊びをしていました。

バヌアツの景色がだんだん日常になってきたけれども、いつか懐かしむであろう今しか見られないこの景色を大切にしようと思ったのでした。