Vanuatu diary

青年海外協力隊H27年度1次隊でVanuatuへ派遣されています。

ギゾ

ギゾは海が本当に美しい所でした。海の色が澄んでいます。透明度が高いです。ギゾの空港とギゾの町は船で行き来しなければなりません。空港だけ別の小さな島にあるのです。

 

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ギゾでもソロモン隊員が待っていてくださいました。あと2か月半で日本に帰国する隊員の方です。ギゾの町を案内してくださいました。ギゾは魚が多く取れるそうで、マーケットにはたくさんの魚が並んでいました。バヌアツとは逆で、牛肉はなかなか食べられないそうです。だから、「お肉が食べたい。」と言っていました。バヌアツでは牛肉は魚よりも安く手に入ります。ギゾの町は暑くて、ここでの暮らしはなかなか過酷そうだなと思いました。しかし、話を聞いているとギゾはまだよいそうで、ソロモンの他の離島の暮らしのほうが過酷だそうです。特に水です。レインタンクが主流で、水道水はないところが多いので、雨が降らないと、水不足で本当に大変だそうです。

 

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自分の任国以外の国で、世界の至る所で、みんな様々な環境の中、活動しているのだと、他の隊員が頑張っている様子を知ることは本当に刺激をもらいます。こんなに遠い島にも日本人がいて頑張っているのです。

 

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ギゾには、2泊しました。翌日(7日)、予約をしていた、ギゾのダイビングショップに行きました。私は、バヌアツでライセンスを取って初めてのダイビングだったので、少し心配でした。しかも、違う国…。しかし、私の心配は杞憂でした。ギゾの海は本当に美しかった!!珊瑚にたくさんの色とりどりの魚たち。本当は、ギゾの近海に沈んでいる日本の船、太平洋戦争中の日本の輸送船「東亜丸」を見たかったのですが、この日は、行くことができず、ギゾでは沈船は見られませんでした。ちなみにわたしが潜ったスポットは、ワン・ツリー・リーフ One Tree Reefと、ジョーズ・ウォール Joes Wallです。私が東亜丸のダイビングポントを潜れなかった理由は、おそらくダイビングの本数が十分でなかったからというのがあると思います。そういう意味では、少し心残りではあります。しかし、素晴らしい海の世界を見ることができたので、満足でした。

ギゾに滞在してみて、ソロモンの人たちは、海とともに生活しているのだなと感じました。ギゾ周辺にはたくさんの島があります。人々はボートをよく使い、周辺の島へ行き来しています。私も食事をしに、近くの島までボートで行きました。ボートはソロモンの人たちにとって大事な足であると感じました。

 

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ギゾの町を海から撮った写真です。

 

 

 

食事の帰りは夜になっていました。ボートの上。建物もなく何もさえぎる物のない空。いままで見たことのないくらい夜空いっぱいの星。夜の海でみた夜光虫。ギゾで見た美しい景色は忘れません。

 

ギゾ周辺のダイビングポイントです。

http://solomon-tour.jp/dive/diveatgizo.html