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Vanuatu diary

青年海外協力隊H27年度1次隊でVanuatuへ派遣されています。

ガダルカナル島の沈船

写真は鬼怒川丸の写真

 

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ガダルカナル島で2本、ダイビングをすることができました。ポイントクルーズにあるツラギダイブというショップでお願いしました。

 

ガダルカナル島のタサファロング岬(ボネギビーチのそば)には広川丸と鬼怒川丸いう船が沈んでいます。ガダルカナル島の北西岸にあります1942年10月と11月に日本軍の2つの師団が上陸した地点です。2隻とも浜からすぐの場所にあり、初心者でもすぐに行ける場所にあります。シュノーケルでも船を見ることができます。特に鬼怒川丸は浅いところに沈んでいます。この2隻は、戦時中は陸軍が徴用し、同年11月15日、第2次ガダルカナル島輸送作戦で同島に擱座し、米軍機の攻撃により全損しました。この2つの沈船は、その当時、日本に十数隻しかない優秀貨物船でした。

 1本目は広川丸の方を潜りました。一番深いところで水深35m。私は28mまで潜りました。70年ほどの年月を経て、今はたくさんの珊瑚が船体を覆っていて、海の生き物たちの住処になっていました。船体はかなりばらばらになっており、激しく破壊されたということが分かりました。70年ほど経った今でも重油が出ているのだとか…。

 

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2本目は鬼怒川丸です。水深18mまで潜りました。鬼怒川丸は船体が水面より上に出ている個所もあり、ビーチからでも船がどこにあるのかが分かります。ダイビング中、インストラクターが銃口の箇所を示してくれました。ああ、ここに70余年前に日本人がいて、戦っていたのだということを自分の目で見て、確認することができました。鬼怒川丸の船体をダイビングで潜ってみた後、時間があったので、シュノーケルで上からも見てみました。そして、水面より上の船体を近くで見ました。

2隻とも長い時を経て、船体の腐食が進んでいました。しかし、広川丸も鬼怒川丸もたくさんの海の生き物の住処になっていて、その穏やかな様子に70年という時間を感じました。

 

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ソロモンの穏やかな青い、青い海を見ながら、泳ぎながら、70余年前のソロモンを想像します。でも、どうしたって私の想像をはるかに超えるものなのであろうと思うのです。

70余年前の日本人たちは、どんな思いでこの海を見ていたのだろう。今は泳ぐことのできるこの海は戦いの激戦地でした。現在は、日本の沈船の周りを地元の人や観光客がダイビングをしたり、シュノーケルをしたりして楽しんでいます。

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ガダルカナル島周辺のダイビングスポットです。

http://solomon-tour.jp/dive/guadalcanal_divespot.html