Vanuatu diary

青年海外協力隊H27年度1次隊でVanuatuへ派遣されています。

先生の授業が変わってきた!!

最近ありがたいことに忙しくなっています。なかなかブログの更新ができません 笑。 家のネット環境がいまいちなので家ではなかなか更新できないのが現状です。

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明日は第2回のSHEMATAミーティング(算数教師会)を開きます。そのための準備をいろいろとしてきました。今回は、普段、巡回指導で一緒に指導をしているKawenuの2年生の先生に協力をお願いして、10の合成・分解(Constitution of 10)についてプレゼンテーションをしてもらう予定にしています。プレゼンの資料は私が作りましたが、先生に話してもらおうと思っています。自分も午後は違う学校で音楽の授業をしてきましたが、そのあとKawenuの授業が終わるころに学校へ行って打ち合わせをしてきました。やはり現地の先生の参加型にするのが理想なので、どんどんSHEMATAのメンバーの先生に声をかけて何か提案をしてもらおうと思っています。準備はいろいろとありますが、ワークショップを開くのはとても楽しみでもあります。毎月あるので、終わったと思ったらすぐ次の準備にとりかかる必要があります。することが明確になってきたので、やりがいを感じています。いろいろな先生のクラスへ行って、この授業はいいなと思ったら、他の先生にも紹介したいと思っています。

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この先生とは昨年度からの付き合いです。

この先生の指導が最近いいほうに変わったなと感じています。算数を子供たちがわかるようになってきたのが先生も嬉しいようで、算数の指導が楽しくなってきているようです。

この場面は、グループごとにグラフを作ったあと、集団解決をしている場面。前はこんな場面見たことなかったけど、前回のワークショップで授業の例を提示したからかこんな場面も授業の中で見られました。前は個人だけの場面ばかりでしたが集団解決の場面が見られるようになりました。

 

何年か前に100ます計算がこの国では大々的に取り組まれていました。それは以前、教育省に配属されていたJICAボランティアが取り組んでいた成果です。ただ、いまいち指導方法を分かっていない先生がいるので、どのような段階を経て指導していくのかアドバイスする必要があると感じています。実はこの先生も100ますに取り組んでいたのですが、計算させっぱなしになっていたので、みんなで答え合わせを毎回必ずすることだとか記録をつけることをアドバイスしました。今日行くと、実践してみたよと嬉しそうに記録のノートを見せてくれました。結構できがよくて私も嬉しくなりました。

 

 

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100ますを実践しているSHEMATAメンバーの先生が他にもいます。St.Jeanne d'Arcの6年生の先生は物凄くて、昨年から教えている子供達を毎日100ます計算をして鍛えています。

この写真は100ます計算に取り組む6年生。

一番速い子は2分12秒で解き終えていました。

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このクラスでの100ますの実践をKawenuの2年生の先生に動画を見せました。

 

指導の仕方のイメージが沸いたようでした。こういうとき記録に動画を撮っておくととても便利ですよね。

 

いろいろな授業のアイディアをシェアできるように私はワークショップのマネージメントをしっかりしたいと思います。

ワークショップは明日です。

 

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おまけ

St.Jeanne d'Arcで重さの学習をした時の写真。体重計にものったことのない子供がたくさんいます。だからクラスの中の1Kgを探してその重さの感覚をつかんでもらおうと思いました。

ダイエットしなければと思って、日本から送ってもらった体重計が役に立ちました 笑。

休み時間、体重を測ってみたい子供は測っていいよと言ったらたくさんの子供がのりに来ました。

担任の先生もいつの間にやらこっそり体重計に乗っていました 笑。