SEHAMATA 4th meeting
今回は、プレゼンターの先生がいろいろとアクシデントがあったので、授業日数2日だけでしたが、なんとかプレゼンを行うところまでもっていくことができました。
2年生の単元で「長さ」を今回はテーマとして取り扱いました。
授業の様子。
1日目は、紙の定規を作って、cmを学びました。
最初は、3本の棒を見て、どれが一番長いか予想させます。
そして、紙定規で実際に測ってみるのです。
予想と結果が違った子供もたくさんいたので、先生が見るだけではわからないから実際に測ってみることが大切だと伝えていました。
折り紙がちょうど15cmだったので、測るものとして最適でした。
2日目は、本物の定規を使って、mmを学びました。
バヌアツのポストカードやチョークの長さを測りました。
この授業について、SHEMTAのミーティングでは、取り扱い紹介しました。
しかし、課題も・・・。
設定した日時が悪かったようでした。実はこの日はペイデー(給料日)だということもあり、先生たちの出席率が良くなかった。
そこで、ワークショップの後、先生達ともう一度、年間の日時を設定しなおしました。ちなみにペイデーは月に2回ほどあります。
すでにワークショップを4回行っていますが、同じ学校の先生は繰り返し来てくれていますが、ポートビラの学校すべてにレターを送っているにもかかわらず、いまだに来ていない学校があること…。
これは教育事務所のトップに相談してなんとかしなければいけないと思っています。実は出席した先生からこのワークショップについて、
「せっかくクリエイティブなことをしているのだから、他の学校も来るべきだ。」
とありがたいコメントをいただいたのです。
確かにその通りだと思います。せっかくプレゼンターの先生がプレゼンを用意しても聞く人が少ないのであれば、普及が難しいでしょう。
日本ではなかなかあり得ないことがあるので、難しいですが、リマインドのための電話をするなど、出席率をあげるために頑張らなければいけないなと思います。