鳩 兜 箱
遠いバヌアツから日本へ祈りを捧げます。
新年度になってから、授業をしに来てほしいというリクエストが増えています。
ありがたいことです。バヌアツの教育隊員は算数を中心に活動していますが、他にも音楽も可能であればしてほしいとの要請があります。
2週間前からVila Eastの6年生の音楽の授業に行っています。
また、今週になってから音楽教師会のメンバーの先生、アグネスが来て自分のクラスにも授業に来てくれないかとリクエストされました。Vila Norh schoolの2年生の先生です。Vila Northは算数でも巡回していないので新規の学校になります。来週から行くことにしました。また、来週から今年度の音楽教師会がスタートするということで、そちらの方にも参加する予定です。
ありがたいことに忙しくなってきました。
毎日違う学校へ行くのは思っている以上に体力を使います。
体がついていけるようにしっかり休息もとってやっていきたいです。
さて、今日はSt.Jeanne D'Arc schoolの先生、ムッシュー、ブラッシーから図工のリクエスト(折り紙)があったので午後に行きました。しかし、なんとこの先生がRed eyeになってしまい、お休み。しかもクラスの子供も5人しか今日は来ていないとのこと・・・。
だから、その5人はとなりのクラスで今日はお勉強していると子供たちが言っていました。
恐るべしRed eye。。。
この学校は1学年4クラスずつなので、他のクラスの先生、マダム、ドロニンに相談すると、
「じゃあ、自分のクラスにおいで。」
と言ってもらえました。
ということで、予定していたクラスは違いましたが、予定していた内容を授業で行うことができました。
折り紙です。協力隊員なら、他の国でも、結構みなさん折り紙を教えていらっしゃるかと思います。
今日行った内容は大きく3つ (60分)
1)以前作った鳩をもう一度復習する(色を付ける)
2)新聞紙で兜を作ってかぶる
3)千代紙で箱を作る
(和柄を知ってほしかったので千代紙はプレゼントしました。)
上の写真は折り紙で作っていますが、子供たちが鳩を作った紙はミスプリントの裏紙です。
新聞紙は普段ちょくちょく買っているデイリーポストを家にストックしておいたのでそれを使いました。何かに使えるだろうと取っておいてよかったです。算数で使うかなと思っていたのですが、図工で使うことになりました。
千代紙は日本から送ってもらったものです。出し惜しみしないで、使おうと思って授業で使いました。
千代紙の箱は子供達から「わ~」と歓声が上がりました。
いろいろ箱は作り方があるのですが簡単なものにしてみました。
「これは一枚の紙だけで作られているんだよ。」
と蓋つきの箱も見せたらものすごく驚いてくれました。
蓋つきの箱は難しいので見せるだけにしました。
ここはフランス語系の学校なので、いつも子供がマドモアゼルと呼んでくれます。なんだかとても素敵な気分になります 笑。
マダム、ドロニンも兜を作りました。
出来上がってうれしそうにかぶる子供たち
実は日本にいるときは小学校の教員にも関わらずあまり折り紙をしてこなかった私。。。子供の頃もそんなにたくさんは作っていなかったような気がします。折り紙するより外で遊んでいたような・・・。
バヌアツへ来てから折れる種類が増えました 笑。 最近になって折り紙に興味を持つようになりました。インターネットの普及のおかげで動画で作り方を見ることができる時代です。いい時代になったなと思います。家で作り方を勉強しています。
折り紙に興味をもつようになったのは、バヌアツのおかげですね。バヌアツに感謝です。
最後にみんなで写真を撮りました。みんな上手にできました!